オリーブオイルの認証制度

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オリーブオイルには食品の品質や安全性の保証と生産者の保護のために認証制度が設けられています。

生産地が特定できる産地呼称制度、オーガニックであることを表す有機認証などが、EUや各国などで定められ、良質なオリーブオイルを選ぶ時の目安にもなっています。

DOP(保護指定原産地表示)

DOPは「Denominazione di Origine Protetta」
日本語では保護指定原産地表示と訳されます。

原料生産からボトリングまでの全工程が、規則で定められた地域内でのみ行われ、生産規定どおりに正しく製造されたことを保証しています。

全工程が同一地域内であることが求められ、生産地の伝統や食文化を受け継ぐオリーブオイルが登録されています。

I.G.P(保護指定地域表示)

I.G.Pは「Indicazione Geografica Protetta 」
日本語では保護指定地域表示と訳されます。

一般的にDOPよりも生産地域の範囲が広く設定されており、認定基準も DOPよりもゆるくなっています。
全工程のうちの一部が指定地域であれば認証を受けることが可能です。

香川県産オリーブ関連商品認証制度

日本のオリーブオイルの産地である香川県の認定制度。
「食品」や「雑貨」など香川県産オリーブを使用し、香川県内の事業者により製造・販売されている商品を「香川県産オリーブ関連商品」として認証しています。

EU有機認証

EU(欧州連合)の有機農業規則に沿って生産された農産物であることを証明する制度。
世界一基準が厳しいといわれています。

USDA (アメリカ農務省オーガニック認証制度)

オーガニック作物を栽培する土地では、収穫前3年以上禁止物質を使用しない等、定められた基準を満たした農産物であることを証明する制度。
95%以上オーガニック素材を使用した食品のみ USDAのマークを使用することができます。

有機JASマーク

薬や化学肥料などに頼らずに生産された食品を表す日本のマーク。
農産物、加工食品、飼料及び畜産物につけることができます。

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