オリーブの品種による味の差

スポンサーリンク

オリーブオイルは使われているオリーブの品種によって味わいが変わります。
単一品種のオリーブオイルはその品種の特徴をもっともよく表すオイル。
ブレンドオイルは複数の品種を混ぜることで生産者の目指す味わいのオイルに仕上がります。

また同じ品種でも完熟したオリーブの実、グリーンの早摘みのオリーブの実で風味が変わります。

主な品種と味の特徴を見ていきましょう。

ピクアル

ピクアルはスペインをはじめ世界各国で栽培されているメジャーな品種です。
フルーティな味わいでブレンドオイルのベースになることも多い品種。
鮮やかな黄緑色の美しいオイルがとれます。

アルべルキーナ

スペイン北部で主に栽培されている品種です。
マイルドでアーモンドや果実のような華やかさとほんのりとした甘みがあるのが特徴。

モライオーロ

イタリアで主に栽培されている品種。
ポリフェノールの含有量が高くオイルは濃い緑色。
ピリッとしたスパイシーな味わいです。

コルニカブラ

スペインで多く栽培されている品種。
果実を思わせる芳醇な香りが特徴的で、グリーンの爽やかさと軽い苦みのある味わいです。

コラティーナ

南イタリアで多く栽培されている品種です。
苦みと辛味がしっかりとした強い味わいが特徴。

ピクード

スペインアンダルシア地方で主に栽培されている品種です。
グリーンアップルを思わせる若々しく華やかな香りが特徴。

フラントイオ

イタリアトスカーナ地方で主に栽培されている品種です。
ピリッとしたスパイシーな味わい。

コロネイキ

ギリシャで主に栽培されている品種です。
オレイン酸の含有量が高いため酸化しにくく、後味に独特の辛味があるのが特徴です。

タイトルとURLをコピーしました