オリーブオイルは世界各地で生産されています。
イタリア、スペイン、ギリシャなどが生産地として有名ですが、チュニジア、トルコ、オーストラリア、アメリカ、日本でもオリーブオイルは作られています。
では作られる国によって味の違いはあるのでしょうか?
はい、生産国によってオリーブオイルの味や風味の傾向はそれぞれ異なります。
では、産地でなぜ違いが生じるのかを見ていきましょう。
オリーブオイル生産の歴史の長さによる違い
オリーブオイルはオリーブの実を絞ることで作られます。
そして実の風味は、木の樹齢でも変化するといわれています。
樹齢が長いほど土地の栄養分を多く吸収しているので、「その土地の味」になっていくというわけですね。
オリーブオイル生産の歴史が古いほど、樹齢の長いオリーブの木をたくさん所有しており、より個性のある味わいを作り出しやすくなります。
風土や気候による育てられるオリーブの木の違い
オリーブは温暖で水はけのよい土地を好みます。
年間を通じて温かく雨の少ない地中海気候はオリーブに最も適しています。
近年は、農耕技術の向上でオリーブの栽培地域が広がりましたが、気候や風土により、育てやすいオリーブは異なります。
オリーブにあった気候の土地は、育てられるオリーブの種類も多く、風味の幅が広くなります。
オリーブの種類により味の傾向は変わるので、栽培できる木の種類により、その国のオイルの傾向も決まってきます。
オリーブオイル生産国の食文化による違い
オリーブオイルは生産国の食文化とも深くかかわっています。
魚介をよく食べる国、肉類がメインの国では、食材に合う風味も変わってきます。
イタリアはオリーブオイルを料理によって使い分けることも多く、オリーブオイルの味もバラエティが豊富。
スペインは仕上げにオリーブオイルをかけることも多く、比較的マイルドな味のオリーブオイルが好まれる傾向があるようです。
農園や生産主による違いもあるので、生産地だけで味の傾向を決めることはできませんが、オリーブオイルは生産国によっても風味が異なります。