オリーブオイルで作るマヨネーズはオレイン酸が豊富。
オリーブオイルを使った手作りマヨネーズは体に嬉しいドレッシングなんだけど、検索してみると「まずい」という意見も多くありました。
「まずい」の理由は「苦い」が多かったんですよ。
高いオリーブオイルを使ったのに苦くてまずかった、という意見もありました。
オリーブオイルは、使っているオリーブの品種により味がそれぞれ違います。
マイルドなアルベキーナと、スパイシーなコラティーナのオリーブオイルでマヨネーズを作り味を比べてみましたよ。
左:コラティーナ種 右:アルベキーナ種
ストロングなオリーブオイルはマヨネーズにしてもスパイシー
苦みと辛味がしっかりとある濃厚な味わいが魅力のオリーブオイル「Le Petrulle」を使ったマヨネーズ。
「Le Petrulle」日本人のYurieさんの農場で作られたイタリア直輸入のコラティーナ種100%のオリーブオイルです。
個人的に、苦みも辛味もあるスパイシーなオリーブオイルが大好き。
なんだけど、マヨネーズにすると粘度があるせいか苦みをより強くかんじて「ニガっ」って思いました。
市販のマヨネーズをイメージして味見をすると、味わいの差が大きいのでオリーブオイルでマヨネーズを作ってまずかったと感じてしまうかも。
でもこれはこれでオリーブオイル好きにはおいしく感じられます。
ニンニクやピクルスを加えて肉料理や魚料理のソースにするといいかんじ。
ステーキにクレソンなど苦みが強い野菜を添えるのと同じで、オリーブオイルの苦みが料理とマッチします。
マイルドなオリーブオイルは市販のマヨネーズに近い味わい
クセがなくマイルドで幅広い料理に合わせやすいアルベキーナ種100%のオリーブオイル。
スペインのアシエンダ グスマンのオリーブオイルは品種ごとにボトルの色が違い見た目もおしゃれ。
赤はアルベキーナ、緑はオヒブランカ、黒はマンサニージャ。
アルベキーナ種のオリーブオイルは優しい味わいなので、マヨネーズにしても穏やかな風味。
苦みはほのかにあるけど、気になるほどではなく、「オリーブオイルのマヨネーズ」ってかんじをほどよく醸し出しています。
スペイン在中のオリーブオイルの専門家Tomiko Tanakaさんに、スペインでは優しい味わいの品種を使うと教えてもらったけど、たしかにマヨネーズにはアルベキーナがむいていますね。
オリーブオイル マヨネーズ レシピで検索すると作り方は出てくると思いますが、スペインではマヨネーズを作る際は、ピクアルやオヒブランカのようなにおいと味が濃い品種よりもアルベッキーナ種のような優しい品種を使う場合が多いです。まあ、好みですけどね。
— Tomiko Tanaka (@TomikoSpain) May 26, 2021
オリーブオイルで手作りマヨネーズのまとめ
そのまま野菜につけるなどの使い方をするなら、アルベキーナ種のオリーブオイルで作ったマヨネーズがおすすめ。
オリーブオイルでマヨネーズを作って「苦くてまずい」と感じた人は、アルベキーナ種のオリーブオイルでリベンジしてみて。
ストロングタイプのオリーブオイルで作ったマヨネーズはスパイシー。
ハーブなどを入れてアレンジして料理のソースにするとおいしい。
アシエンダ グスマンのアルベキーナ100%のオリーブオイルは価格も手ごろでボトルもかわいいのでおすすめ。
マヨネーズの作り方はこちらの記事にかいてます。